lbuki

Apr 18
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Apr 17
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Apr 13
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そこまではわかる? わかる。わかるが、この部分の記述は人々が夢見がちな精神疾患の治療の描写となっている。「人々は自発的にここに入って、自発的にここから出ていくの」、もちろんそれは理想である。だが精神疾患には、自発的な治療だけでは解決しないケースが膨大にある。だから阿美寮は精神疾患のごく一部だけを対象としている。つまり「ここに入ることができるのは、そういう療養に向いた人達だけなの」という性質の療養所なのである。特に疑問なく「そこまではわかる」と読み飛ばしそうだが、「そういう療養に向いた人達」であることを誰がどう判断するかという重大な問題が、現実には発生する。重い精神疾患の当事者の多くは、自分こそが「そういう療養に向いた人」と信ずるか、または、自分にはそんな療養さえ必要ないと信じている。だがもちろんそういう人達は「そういう療養」には適さない。すると、こうした施設で実際に療養できるのは、かなり軽い病状の人に限られるのである。
阿美寮ほどの理想的なスタッフ構成やロケーションまでは満たされないにせよ、同様の施設は現に存在するかもしれない。それは表面的には理想的であり、そこでは精神疾患の人達が生き生きと暮しているかもしれない。しかしそれは、「そういう療養に向いた人達だけ」を選別してはじめて成り立つものであり、より重症でより助けが必要な人達を阿美寮で対応することは不可能で、阿美寮の美しさは、そうした人達を引き受ける別の施設の苦労の上に築かれているのである。
Apr 04
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Apr 02
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Mar 12
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Mar 11
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Mar 10
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Mar 07
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「なあ——忍野」
「なんだい? 阿良々木くん」
「考えたんだけれど、これ、状況とか場とかっていうなら、僕、ここにいない方がよくないか? どう考えても、邪魔者って感じなんだけれど」
「邪魔ってことはないさ。多分大丈夫だけれど、一応、いざってこともあるからね。いざってことも、あるにはあるさ。そのときは、阿良々木くん、きみがお嬢ちゃんの壁になってあげるんだよ」
「僕が?」
「その不死身の身体は何のためにあるんだ?」
「…………」
 いや、それはなるほど格好いい台詞ではあるけれど、少なくとも戦場ヶ原の壁になるためではないと思う。
 大体、もう不死身じゃないし。
「阿良々木くん」
 戦場ヶ原がすかさず言った。
「わたしのこと、きっと、守ってね」
「何故いきなりお姫さまキャラに!?」
「いいじゃない。どうせあなたみたいな人間、明日くらいには自殺する予定なんでしょう?」
「一瞬でキャラが崩れた!」
Mar 01
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diancie:

Weirdo

(Source: ash-ofpallet, via nonocotoba)